いつもつちみずジャーナルをご覧いただき、ありがとうございます。
苗木と一緒に暮らす日々。
愛情と根気が大切なのは言うまでもありませんが、今回は
ちょっとだけラクしたい
早く育ってほしい
もっと楽しみたい
そんなあなたのために、育てる熟練者だけが知っている㊙︎裏技をこっそりご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね
1. ペットボトルで自動水やり
旅行などで数日家を空けるときに便利なのが、ペットボトル式自動水やり器。
市販のノズルをつけて逆さに挿すだけで、数日間じわじわと水を供給してくれます。
乾燥しやすい春や夏のベランダ栽培でも大活躍してくれて、長期で家を空ける際には非常に助かります。

さらに一工夫したい方は、ペットボトルに小さな穴を数個開けて土に埋めるという方法も。
じんわりと水が染み出して根に届きます。
2. 発泡スチロールで“根冷え”防止
冬になると、苗木の鉢が冷えて根が弱ることがあります。
そこでおすすめなのが、発泡スチロール。
地面からの冷気を遮断し、根を寒さから守ってくれます。

鉢カバーの内側に仕込むことで見た目にもスッキリ。
夏は逆に断熱効果で過乾燥も防げる一石二鳥の方法です。
3. 「野菜の皮」で即席マルチング
乾燥防止や雑草の抑制に使われる“マルチング”。これ、実は野菜の皮や落ち葉でも代用可能です。
特に、「みかんの皮」は虫除け効果もある優れもの。しっかり乾燥させて土の上に敷くだけでOK。

見た目が気になる方は、麻布やココナッツファイバーなどナチュラル素材のマルチを被せて、自然な仕上がりにするとGood!
4. お茶ガラやコーヒーかすで「微生物サポート」
お茶ガラやコーヒーかすは、土の微生物を活性化する優秀なエコ資材。
少量ずつ土に混ぜることで、根のまわりが活性化し、肥料の吸収効率もアップ。

ただし、しっかり水気を飛ばしてから少量ずつ使うのがコツ。
湿ったままだとカビの原因になるので注意!
5. 鉢底石の代用には「卵の殻」
通気性を良くする鉢底石。実は「砕いた卵の殻」でも代用可能です。
しかもカルシウム分がゆっくりと土に溶け出し、弱酸性を好む植物にもぴったりで、なんといってもエコ!

無農薬栽培でおなじみの方法ですが、見落とされがちな裏技です。
6. LINEリマインダーやGoogleカレンダーで「苗木のお世話予約」
忘れがちな肥料や剪定のタイミング。
LINEのリマインダー機能やGoogleカレンダーで、「みかん追肥」「オリーブ剪定」などのお世話予定をあらかじめ登録しておくと、つい忘れがちな苗木のお世話も安心です。

日々の家事や仕事の合間でも、手帳より気軽に管理できておすすめ。
最後に、楽しく、賢く育てるために。
植物を育てるのに、正解はありません。
少しだけ工夫することで、あなたらしい“植物との暮らし”がより快適になるはずです。
裏技はあくまでサポートツール。あなたの感性と日々の観察が、植物にとっては何よりの力になります。

これからもつちみずジャーナルは、自然と暮らす、すこやかな生活をサポートしていきますので、応援よろしくお願い致します!