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未来の農業を支える、“兼業”という新しい選択肢。

〜チバニアン兼業農業学校から見える希望〜 

日本の農業は今、深刻な課題に直面しています。

そのひとつが「就農人口の減少」です。 

農林水産省のデータによると、農業従事者の平均年齢は年々上昇し、現在では67歳を超えています。

若手就農者は増えず、このままでは10年後、20年後の“農のある暮らし”そのものが成り立たなくなるのでは…と危惧されています。

出典:農林水産省「(1)基幹的農業従事者」

https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r3/r3_h/trend/part1/chap1/c1_1_01.html

しかし、そんな状況に一石を投じているユニークな取り組みがあるのをご存じでしょうか? 

その名も「チバニアン兼業農学校」

千葉県市原市にあるこのプロジェクトは、農業に関心を持つ“兼業希望者”を育てるために設立されました。 

農業を始めたいという人の中には、

「興味はあるけれど、生活していけるか不安」

「農地も道具もないし、自信がない」

といった理由で一歩を踏み出せない人が多くいます。 

「いきなり専業」は難しい。でも、「少し農業」からなら誰でも始められる。 

そこで「兼業農家」というスタイルに注目が集まっています。 

週末や空いた時間を使って、まずは少しだけ農業。

それは副業や趣味のようでいて、しっかりとした学びと実践のある生きた体験です。 

チバニアン兼業農業学校では、そんな希望者の背中を押すように、農業の基礎知識から実際の栽培技術まで、ていねいに指導。現地のベテラン農家とタッグを組み、田畑に出て“本物の農業”を体験しながら学べる環境が整っています。

さらに、IT・デザイン・飲食業など多様なバックグラウンドを持つ生徒たちが集うことで、「農業 × ○○」という新たな可能性も生まれています。 

今週はここまで。次回はさらに深掘りして、兼業農家の未来をお伝えいたします。

兼業農家に興味のある方は、ぜひチバニアン兼業農学校のホームページをチェックしてみてください!

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